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口座名義カナの決まり

振込先の口座名義(受取人名)は、銀行どうしのやりとりの仕組み上、半角カナで扱われます。ネットバンキングの画面や全銀ファイルで名義を入れるときに迷いやすい点を、決まりごとにまとめました。

使える文字

ネットバンキングの画面では全角カナやひらがなで入れられることもありますが、確認の画面では半角カナに直して表示されるのがふつうです。

迷いやすい文字

文字扱い
小さい文字(ッ・ャ・ュ・ョ・ァ など)大きい文字にします(キャロル → キヤロル、マック → マツク)
英小文字大文字にします
長音「ー」受け付けない銀行があります。「-」(ハイフン)にしておくと安全です
「ヲ」使えない銀行や、別の文字への置き換えを求める銀行があります。振込元の銀行の案内に合わせます
中黒「・」そのままでは使えません。「.」や空白にするなど、銀行の案内に合わせます
カンマ使えない銀行があります
漢字使えません。通帳やキャッシュカードに書かれたカナの名義で入れます

法人の略語と括弧の付け方

会社などの名義では、法人の種類を短い略語にするのが一般的です。たとえば「株式会社マイシマケンセツ」は「カ)マイシマケンセツ」と書きます。

法人の種類略語
株式会社カ
有限会社ユ
合名会社メ
合資会社シ
合同会社ド
相互会社ソ
医療法人・医療法人社団・医療法人財団・社会医療法人イ
財団法人・一般財団法人・公益財団法人ザイ
社団法人・一般社団法人・公益社団法人シヤ
宗教法人シユウ
学校法人ガク
社会福祉法人フク
更生保護法人ホゴ
特定非営利活動法人(NPO 法人)トクヒ
独立行政法人ドク
地方独立行政法人チドク

括弧は、略語が名称のどこにあるかで変わります。

略語は 1 つの名義に 1 つだけ使います。一覧にない法人の種類は、略さずにカナで書きます。略語の元の資料では「シャ」「シュウ」と小さい文字で書かれていますが、全銀ファイルでは小さい文字を使わないので「シヤ」「シユウ」になります。

長さ

全銀ファイルの受取人名の欄は半角 30 文字です。濁点・半濁点も 1 文字に数えるので、長い名義は欄に収まらず、後ろが切れることがあります。ネットバンキングの画面ではもっと長く入れられる銀行もあるので、全銀ファイルで送るときは特に気をつけます。

まとめて直すには

振込先の一覧がある場合は、口座名義カナの一括変換で、ひらがなや全角カナ、小さい文字、法人の種類をまとめて直せます。使えない文字や 30 文字を超える名義も指摘します。そのまま全銀ファイルにするなら全銀ファイル作成、できたファイルの確認には全銀ファイルチェックが使えます。どれもファイルや名義を送信しません。

注意

ここでの説明は、銀行や自治体が公開している資料をもとにした一般的な決まりです。使える記号や「ヲ」「ー」の扱いは銀行ごとに違うことがあるので、最終的には振込元の銀行の案内と、振込の確認画面で確かめてください。

参考にした資料